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2022 08,26 19:06 |
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2018年5月だっただろうか。
ある日突然、りお、楓、わしの3人が構成メンバーである、「ハニートラップ」という名の、露骨に怪しいLINEグループに招待された。
恐る恐る参加すると、早速りおからメッセージが届いた。
りお「真剣な相談があります。」
え…。
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そもそもなぜわしと、12コも年下の楓とりおが知り合ったのかというところから紹介しないと、話が繋がらない。
キッカケは、2017年に参加した、「Run to Taiwan」という、台湾で開催されたミックスの大会である。
当時参加するチーム(染井吉野)のメンバーを検討していた際に、法政大学アサマックスの創始者であり変態大魔王こと「かんさん」のツテで、2人にお声がかかった。
楓とりおは2018年のU24の代表に選ばれていたこともあり、海外選手との対戦の経験値になりそうだとのことで、Run to Taiwanへの参加を決めたのだという。
わしとの初接触は、りおは2017年の学生本戦の会場であった。
かんさんに連れられて挨拶に行ったのだが、確かりおともう一人並んでいたと思うのだが、実はどちらがりおかわからないまま適当に挨拶をしてしまっていた。
ひどい話で、絶望的に人の顔を覚えることが苦手なわしは、台湾にて改めて挨拶するまでりおの顔を認識できないという有様であった。
楓とは国内では話したことは無く、台湾の宿のロビーでの接触がはじめましてだった。
2人とも海外チームとの対戦を楽しみに台湾に来たはずなのに、本業のアルティはそこそこに、気付けば大会公式のパーティーで半ば強制的にセーラー服コスプレをさせられ、群衆の前で踊らされるという鬼畜プレイを甘んじて受けていた。
そのときの2人の絶望に満ちたお顔といったら、筆舌に表し難いものであった。
そんな、この先長い付き合いになるなんて全く思えない、ヘンテコな初対面だった。
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と、台湾から半年ほど経ってから急に舞い込んだ、りおからのLINEでの相談に戻る。
内容を聞いてみると、思いもよらないメッセージが続いた。
りお「新チームの立ち上げを考えているのですが、監督的なことをやってくれませんか?」
わし??!監督???!!
全然意味がわからなかった。
わしの、アルティのスペック的にも、経歴的にも、決して監督を務められる器ではない。
アルティ以外の場で、監督みたいなことを務めたこともない。
しかし、即答で断ることは簡単だが、何か訳があってわしを頼ってきてくれたのだろうから、無碍に断るのも可哀想である。
わし「ちょっと考える時間をくれないかな・・・」
とりあえず回答は保留にした。
引き受けるにしても断るにしても、今回のオファーに至った経緯とかを聞いてみたいということと、もしわしが監督を務めることになったときの目指す目標やチーム像が2人の考えとマッチするかどうか、しっかり確認する必要があると思った。
ということで、後日、実際に顔を合わせての話し合いの場を設けることとしたのであった。
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