2025 05,16 07:14 |
|
2018 03,05 20:36 |
|
俺たち自滅型レクリエーション実行推進委員会こと東京都聖オゲレツ学園アルティメットゑロス倶楽部VegeGriffonsは、世間からは何を目的としてアルティメットをしているのか甚だ疑問視されていることは、正しい目標と常識を兼ね備えたみなさんとコミュニケーションをとっているとビシビシ感じるところである。 とある大会でのアップの際に、専属トレーナーのマコン☆君自ら「デスボックス」なるただでさえ怪我率の高いメニューをわざわざアップに組み込み、更にそこに危険度を飛躍的に跳ね上げるランボーを参加させるものだから、当たり前のように試合前に何人もインジャーを出して、大会プランを自ら崩壊させてみたり。
大会当日、しかも試合会場に持ち運び式雀卓を設営してアップの時間を切り崩してまでコートサイドで麻雀を続け、たまたま近くを通りがかった大学生の女子選手たちが「わー、麻雀やってるー!いいなー、わたしもやってみたいな~!」とキャピキャピ話しているのを耳をダンボのようにして聞き、ヒソヒソと“どうしよう、これから一緒に麻雀やるかどうか誘ってみようか”(←やるわけがない)と無駄にドキドキしながら密談し、結局声をかけなかったものの、そんな浮ついた気分かつアップ不足が祟って、肝心の試合で負けてみたり。 客観的に見て、志が不明すぎる。 以前、VegeGriffons史に残る伝説のキャプテン・コースケに対して、全日本選手権予選の試合前のミーティング時に核心をついた質問が飛び出したことがあった。 ガーソー「この大会の、Vegeの目標はなんですか?」 コースケ「・・・、てっぺん・・・!(with右手の人差し指を天空に掲げ、顔面に満面のエクスタシーをにじませながら)」 ほぅ、そうか、じゃあみんなガンバロウじゃないか、という話でなんとなくそのミーティングはまとまったような気がしたが、既にその時点でいくつか負けていたため予選敗退が確定しているという不都合な真実は、盲目的に勝利を追い求める俺たちVegeGriffonsのメンバーにとってはあまり重要なことではないようであった。 このように、過去の様々な事象から考察するに、VegeGriffonsの日常的な活動において、その方向性は「勝利」を求める一般的な正統派チームとは著しく異なっているように感じられる。 しかしそんな中にも、2006年の結成から一貫して守り続けた伝統が1つだけあることを、創立メンバーであるわしは知っている。 それは、 “5年に1度ドリームカップにやってくる海外からの招待チームと対戦するために全力を尽くし、果敢に戦いを挑むこと” そう、 2008年ドリームカップでのSeattle Sockeye。 そして 2013年ドリームカップでのUSA All Stars。 実はVegeGriffonsはいずれの機会もしっかりとモノにし、潔く爆沈している。 なぜ5年に一度、そしてドリームカップという巨大トーナメントの大会でこのような対戦のチャンスをモノにできているかというと、それは我々が普段とっ散らかっている志を5年に一度だけひとつにあわせ、そこだけは万難を排して準備を行っているからである。 その内容はというと、みんなで金曜日に有給をとり、ドリームに3日参加してなんとか金曜だけは勝ち進み、土曜トーナメントの空枠の優先選択権を得て、初戦から招待チームにブッ込むという、一般人には誰も思いつかないであろう制度の裏の裏の裏を突いた画期的な戦略なのである。普段、電車で老人に席を譲るのと同じ感覚で、学生相手でも率先して勝利を譲る、紳士の鏡のような気品を備える我々であるが、3日参加の金曜だけは異常なしぶとさを見せて勝利を求める様は、まさに貪欲といえよう。その気概があれば普段もう少し勝てる気がするのだが、その貪欲さは5年、1825日に1日しか発動しないという、オリンピック以上のレア度なのはご愛嬌である。 ともあれ、海外からの招待チームとの対戦は俺たちVegeGriffonsにとって世界大会参加に匹敵するイベントであり、これを継続することが我々の唯一の存在意義と言っても過言ではないだろう。 さて早いもので2013年のUSA All Starsとの戦いから5年が経ち、もう間近に2018年のドリームカップが迫ってきた。今度はWorld All Starsという、ワールドゲームス級の選手が招待されるとのビッグニュースがあったため、我らがVegeGriffonsは敏感に察知し、大会エントリー前から5年に一度の大イベントに向けて粛々と動き始めていた。 そして対戦一覧が発表された、大会から1週間ほど前に、VegeGriffonsのLINEグループに、1件のメッセージが投稿された。 そう、 World All Stars、 まさかの、 3日参加 終了のおしらせ これまで招待チームは2日参加であり土曜からのトーナメントのポジションが確定していたからこそブッ込みが可能であったのに、その前提を根底から覆す案件が発動していた。 運よくWorld All Starsの直後にVegeGriffonsがトーナメントのポジションを選べるのであれば辛うじて可能性はあるが、逆にVegeGriffonsが先に選択しなければならなくなった場合、更にその後World All Starsが逆山を選んだ場合、それはそれはもう目もあてられない惨劇である。 2018年3月10日(土)、もしVegeGriffonsがこの途方もない難題をクリアしてWorld All Starsとの対戦を実現していたならば、本業務日誌愛読者の皆さまには、是非VegeGriffonsの勇姿を見届けると共に、普段ゴミ虫のような扱いを受けている我々だけれども、このときばかりは声を枯らしての応援をお願いできないだろうか!!!なぜならそのたった50分だけが、東京都立聖オゲレツ学園アルティメットゑロス倶楽部VegeGriffonsの、1825日に一度の晴れ舞台なのだから・・・。 余談であるが、ドリームの見所として、12コ下のベジガールからもタコ認定をいただいていることでお馴染みのコースケ先生の動向にも注目である。 常日頃「俺より強い奴に、会いに行く」を合言葉に活動を展開している巨匠であるが、何を血迷ったか今回VegeGriffonsの非公認ライバルチーム・シータのOBチームに強化選手として参加するとのこと。移籍のキッカケは、やはりスノボの趣味が合う仲間がシータの方が多かったからであろうか。 事件の予感しかしないこの展開、みなさん要チェケラである! PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
忍者ブログ [PR] |