2025 05,16 05:21 |
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2019 12,27 11:40 |
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皆、人には言えない黒歴史の1つや2つ抱えて生きているものである。 かくいうわしも消すことのできないゴリゴリの黒歴史を抱えており、その性質上ふとしたタイミングでそれを知る心無い者によって掘り起こされ、癒えることのない古傷の傷口に容赦なく塩をぶっかけられる。 しかしヘタに隠していると、いざ黒歴史が露わになったときに逆に痛々しさを加速させるという法則を今になって見つけてしまったので、今回敢えて公表してしまうことに踏み切った。 わしの黒歴史とは、 そう、 ボイトレ わしはみんなとカラオケに行ったときにうまく歌えたらカッコいいなと、ただそれだけのピュアな動機で、門前仲町にあるボイトレ教室の門を叩いたのが2012年だっただろうか。 それから3年、月2回ペースでボイトレ教室に通っていたのだが、リアルに誰にも教えずひた隠しにしていたのだが、まさかの嫁氏こと華絵門氏の陰謀により結婚式二次会の100人を超える招待者の前でレッスン風景の盗撮動画がタレ流されるという鬼畜プレイに遭い、一気に白日の下に晒されることとなった。 ちなみにレッスン内容はというと、1回のレッスン時間は1時間で、15分は発声練習、45分は課題曲の歌い込みというものであった。 課題曲は自分が歌いたい歌を指定し、先生からひたすらパートごとに声の出し方やトータルの歌いまわしの指導を受ける。 3年の間でわしが課題曲として主に取り組んだ曲は、エレファントカシマシの「今宵の月のように」と藤井フミヤの「True Love」。 それぞれ元々特別好きだったというわけではなく、ふとテレビで流れているのを見て「かっこいいな」と思った程度の、衝動的な理由で選曲したと記憶している。 単純計算でそれぞれの曲を1年くらい練習していることになるのだが、体感でしか測ることのできない、その成果は。 1年前と、そんなに変わってない わしは、幻想を抱いていた。 ボイトレに通えば、フミヤのような甘いヴォイスが手に入り、自分の思うがままに歌を歌いあげられるようになり、その歌声を聞いた全ての女子の目をハートにすることができる、と。 しかし現実は、その幻想とはかけ離れていた。 そもそも論だが、声色というのは人それぞれの顔と同じように個性であるので、劇的に変化することは無いということに、気付いてしまった。 ドリンボがどんなに顔面の表情筋を鍛えて表情豊かにキムタクの真似をしたところで、キムタクと岩だったらどっちの方が似ているかというアンケートをとったら、ほぼ100%岩票を獲得するであろう。 だいたいそんな感じである。 わしの黒歴史は、思いがけないタイミングで突然晒されるリスクがある。 2019年12月某日、都内某所でヘーベジの忘年会が行われていたときのこと。 トークのネタに困ったヘーベジ専属ドライバー・ハリウッドタコ師匠がわしの黒歴史を何の脈絡もなく雑にリークしたことにより、必然的に二次会はカラオケに。そしてわしの心理や準備などお構いなしに自動的に投入される「今宵の月のように」と「True Love」。 わしはフミヤの「True Love」は特に自信がないので『フミヤはやめてくれ~!!』とガタついていたら、ふと想像の斜め上を行く暴力的発言が耳に入った。 「フミヤって誰?www」 …ボイトレとかうまいヘタ以前に、フミヤとかエレカシとかいう会話が、そもそも通じていなかった、だと? ・ボイトレ3年通ったというので期待したけど、別にそんなうまくない ・そもそも歌っているフミヤとか、知らない そんなエグイ状況のなか歌を披露するわしを見る皆の目の、生暖かいことといったら!!!!! SHI・NI・TA・I !!!!! いや、むしろその逆境を吹っ切って、生きる!!!! なぜなら、やっぱりわしは、歌うことが、好きなんだ!!!!! さぁみんな、僕と一緒に、カラオケに行こう!!!!!! (そもそものそもそも、友人の少ないわしが友人とカラオケに行く頻度は、2年に1度ペースという爆) PR |
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