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2018 03,27 11:27 |
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2018年3月24日。 過日青天の霹靂プレイとして紹介させていただいた志村さんとおきぬのご結婚に伴う、結婚式、並びに結婚式二次会が執り行われた。 3月にも関わらず春を先取りしたとても良い陽気であり、青空のもと桜も満開に近く咲き誇る、とても気持ちの良い日であった。 チャペルでの挙式の最中に場違いな浮浪者が乱入してくるというハプニングがあったものの、親族や会社の同僚、アルティ関係者皆が心から祝福していることが伝わる、とてもとても心温まる素晴らしい結婚式であった。 ちなみに乱入してきた浮浪者はどうも顔に見覚えがあるなぁと思われたのでよくよく観察してみると、 まさかの、 そう、ドリンボ。 わしはお祈りの際に、一刻も早くこの晴れの日に遅刻してきやがったドリンボが警備員によって場外に叩き出されればいいのにアーメンと心から祈ったが、残念ながらそんな邪悪な祈りは結婚を見守ることに忙しい神様には届かなかった。 さておき、式の中で紹介された、全国のアルティ関係者総勢100名は登場しているのではないかと思われるムービーは、まさに志村さんとおきぬのこれまでのアルティ界への貢献を表したものであり、その幅の広さに恐れ入った。2人とも最初は1人の選手として始まり、そこから築いていった繋がりの広さ、そしてその繋がりの温かさに、わしはいたく感動したのであった!企画したピーマーとなおちゃん、素敵な企画をありがとう! そんな素敵な結婚式も感動のうちに幕を閉じ、二次会へと移っていった。 二次会を仕切るのは、そう、俺たちパーリー会場でだけデカイ面同好会でお馴染みの、東京都聖オゲレツ学園アルティメットゑロス倶楽部VegeGriffons!!司会は、雷神の一員として大会に参加しているときはまるで道祖神のようにコート際に鎮座しているが、パーリー会場においては迫力の顔面と達者なトークを炸裂させ多数の日本代表選手もろとも会場を完全掌握することでお馴染みの、尾中部長!!!!幾多の場数をふみ磨きのかかった尾中部長の司会能力はまさにリーサルウエポンであり、アルティ界のレジェンドだろうとなんだろうと思うがままに転がしまくっていた。 そんな尾中部長の炸裂を始めとして、俺たちVegeGriffonsが多数参加することでこの二次会が激安な仕上がりになることを想像するのは容易なことであった。 130名にも及ぶ参加者で埋め尽くされた会場は、よく見ると見渡す限りアルティ関係者であった。しかもBuzzノマスピMudHuckなど、社会人の強豪チームに所属する人たちが多く集まっていた。 その状況を見たVegeGriffonsの誰かが、 「なんだよー、これじゃほとんど全日の本戦会場じゃないかよー!笑」 とのたまっていたが、そもそもVegeGriffonsはここ数年潔く本戦出場を他チームに譲る慈善事業を続けているため、その発言はただの妄想であることに、都合のよい情報しか耳に入らない俺たちは誰も気付かなかった。 会の進行に加え、二次会恒例の景品付きクイズ大会もVegeGriffons主催で行われたのだが、振り返ってみるとそれはそれはおぞましい内容であった。 8チームに分かれてのチーム戦であり、出題は志村さんに関するクイズ6問。誰しもがクイズの正答数が多いチームに景品が贈呈されると思い意気込んでクイズに挑むことであろう。 しかし会を盛り上げるために積極的にクイズに参加した全ての人が裏切られる結果となった。 全てのクイズを終えた後、司会は言った。 ドリンボ「では景品を配るために、参加者全員を対象にくじ引きをしまーす◎」 国が国だったら、暴動が起きてドリンボは血祭りに上げられていた(←好都合)だろうが、アルティ関係者は優しかった。一瞬だけ会場が静寂に包まれたが、大人なみなさんはその理不尽に文句を言うことなく飲み込んでくれた。 しかしその優しさに付け込んで、ドリンボの暴挙は安易にエスカレートしていった。 130人のなかから完全ランダムのくじ引きで、夫妻で景品をGETするという奇跡的な確率を引き当てた男がいた。 そんな引きの強い男とは、 そう、 松野 当然豪華景品のなかから選ぶ権利があったにも関わらず、芝生の上で全く勝ち目のないドリンボは言った。 ドリンボ「はい、松野は180円の中古CDね。」 顔面がギトギトにテカるほどのエクスタシーに満ち溢れた表情で、問答無用で豪華景品のなかに混ざるゴミ景品の強制指定。その様は、これまで散々アルティでボコられてきたことに対する露骨な報復行為としか思えなかった。しかしながらドリンボによる限りなく小さい報復行為に対しても、大人な松野氏はその場を荒げることもなくあくまで紳士的に、コースケが買ってきた中古CDを受け取っていらした。 ドリンボ・松野・コースケ アルティ界を代表する至高の3人のコラボにより恐らく182円くらいには価値が跳ね上がったであろうその中古CD、伝説のアーティファクトとして末長くアルティ界に受け継がれてゆくことを祈るばかりである。 と、要所要所で安い事案が発生しながらも、大盛り上がりのなか宴タケを迎えることとなった。 新郎・志村氏による謝辞の前に、サプライズで事前に準備されていた新郎から新婦に向けての手紙が朗読され、会場は感動の涙に包まれた。 この度極秘ルートでその文章を入手することに成功したので、この場で紹介させていただきたい。 それでは改めまして、志村さん、おきぬ、ご結婚おめでとう~◎ ----- 衣絵へ 思い返せば、初めて衣絵を見かけたのは13年前、2003年の新人戦。わしは早稲田、衣絵は日体。上級生としてビキビキに活躍している衣絵を見て、思ったものだ。 「なんてダイブが綺麗でスイングが固い女子がいるんだ。」 わしは興奮を隠しきれなかった。その鮮烈な衝撃はわしの脳天を直撃し、延髄まで刻まれたその記憶はその後のわしのプレースタイルである”固いプレー”を形成するための大きな指標となった。 思い返せば、その日の経験が13年後の今日まで続く、長い長い赤い糸の始まりだったのかもしれない。 それから時は経ち。 わしは東京都聖オゲレツ学園アルティメットエロス倶楽部VegeGriffonsの主将を長年務めるなかで厳しい戦いに身を置き、国内で考え得るあらゆるタイトルを総なめにした功績が評価され、遂にはワールドゲームスの日本代表に上り詰めた。そのプレースタイルから付けられたニックネームは、”優しく太い男・志村”。 一方衣絵もMUDでの厳しい練習に励み日本のトップとして活躍しながら、クラブジュニアさんの社員として日本のアルティメットの土台を支える役目を果たしていた。その固いプレーと仕事ぶりから付けられたニックネームは、”鉄の女・おきぬ”。 そんな、自他共に認めるアルティ界で最も固い二人の、人生の共闘を決心したのは、わしは選手として、衣絵はスタッフとして参加した2017年のワールドゲームス。 ポーランドから帰国後に二人で行った与論島で、わしは、満を持してプロポーズを決め込んだ。 そして、遂に優しく太い男と鉄の女の赤い糸が、結ばれた。 これから長い人生、わしは衣絵にたくさんの迷惑かけていくことになると思う。 どうか温かく見守ってもらいながら、もし自分が道を踏み外してしまいそうなときには、その鉄のハートで軌道修正してもらえないだろうか。 一緒に素敵な人生を歩んでいこう。 これからもよろしくね。 優太 (代筆:Rikishi Productions) ----- PR |
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