2025 05,16 08:59 |
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2018 12,10 18:59 |
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“総合レクリエーションサークル”や“青空麻雀同好会”、“トリプルスターチームのカンテラ※”など、異次元のアルティメットチームとして認識されている我らが東京都聖オゲレツ学園アルティメットゑロス倶楽部VegeGriffons(以降、東Vege)であるが、2018年のチャンピオンズリーグにてその激アチマインドを受け継いだ『ヘーセーベジグリフォンズ(以降、ヘーベジ)』なる女子チームが爆誕しアルティ界を震撼させたことは記憶に新しいことと思われる。 ※カンテラとは、スペインサッカー界において下部組織のことを指す。我らが東Vegeは学生選手の育成に熱心であり、学生時代に東Vegeで大会に参加し対社会人チームと戦う感覚を身につけた選手たちは、社会人になったら漏れなくトリプルスターチームに入部し活躍していただいている。不思議なことにそのまま東Vegeに残り、麻雀の腕を磨いたり、ドリンボの足臭を嗅いだりしたいと思う選手はいないらしい。 わしは、そんなあからさまにチーム設立の時点で方向性を誤っているヘーベジの監督をありがたくも拝命しているのであるが、さすがはヘーベジ、既にいわゆる「監督業」という固定概念すら見事に完全に覆してくれている。 チャンピオンズリーグにて“はじめまして”の挨拶代わりにセーラー服を着てチームに近づいたことでガン引かれされ、チームの初陣にして居場所を失ったわしであったが、珍しく監督らしい仕事として、新チーム設立にあたり「共通言語」設定の働きかけを行った。例えば、ゾーンの『DD』のことを、元々所属していたチームによっては『番長』と呼んだりするので、そこのところヘーベジとして統一しよう、という働きかけである。 ただ、監督の仕事として至極真っ当なものであったはずなのだが、共通言語のネーミングを全面的に初代ベジガールの誇る悪童・りおが担当してしまったことにより、出来上がった共通言語がどうかしちゃってるワードのオンパレードとなっていることに気付いたときには、時すでにお寿司なのであった。 しかしながら、図らずともこんなところで東Vegeの激アチマインドが継承されていることに感動すら覚えているところに、遂にある日、一線を越える事件が発生してしまった。 12月のとある土曜日の練習にて。 わしは監督として練習に参加した。 選手への朝イチのお湯を沸かすところからのコーヒー提供から始まり、練習試合ではしっかりとビデオ撮影を行い、練習後にはハスキーズ伝統の体力練であるL字ミートで体力の限界を遥かに超えるまで強制おかわりをくらいゲロを吐くという、非常に監督らしい務めを果たしたのであるが、帰り支度をしているところに、ヘーベジの選手であり、獨協大の現役でもあるふうかから、珍しくアルティメットに関する質問を受けた。 先日のGAIAカップにて、初日の朝8時前に全身ガチの女子高生制服スタイルで一人会場をさまよっている女子がおり、わしの危険察知アンテナが「こいつはやべぇ」とビンビン反応したために遠巻きに避けたという案件があったのだが、蓋を開けてみたらそのやべぇ子はまんまとヘーベジの選手(ふうか)であったことが判明した。点と線が繋がると同時に、なぜだかわしの目からは涙が溢れ出していた。 その、一瞬の邂逅だけで強烈に印象を残してくれたふうかが、ひょんなことからスローについて質問してきて、その流れでスロー練が始まった。 こういう草の根レベルからいいところを見せて、チャンピオンズリーグにて“はじめまして”の挨拶代わりのセーラー服プレイで全て失ったポイントを地道に稼がなければならないと、わしはポーカーフェイスを装いながら、内心必死に指導したのであった。 わしが拙い説明をしながらスロー練をしていると、元々投げれたのにおじさんの立場を忖度してワッショイしてくれているのではないかと思うほど早いタイミングで良い感触を掴むことができたらしく、ふうかから次第に「これだー!」とか「そういうことかー!」とか、興奮気味の発言が出てくるようになった。 そして暫くスロー練を続けていると完全にモノにした感覚があったのか、遂にこんな発言が飛び出した。 ふうか「これは!!!ナチュラルエクスタシーやーーーー!!!!!!」 じ、女子大生の口から、 ナチュラル、エクスタシー、だと??!!!! 世のみなさんに弁解しておく。 健全な読者のみなさまにおいては、日常生活のなかで「エクスタシー」という言葉はオールフィクションにより執筆されている当ブログか、Queenの名曲“I was born to love you”以外ではなかなかお目にかからないものかと思われるが、私は決して「エクスタシー」という言葉を共通言語としてチームに強要してはいない!!! ましてや「ナチュラルエクスタシー」に関してはわしですら思い至ったことが無い境地の新語である!!! どう考えてもあの悪童による根の深いハニートラップの一つに違いないのである!!! スポーツ界のパワハラ問題などが頻繁に取り沙汰される昨今、 選手(女子大生)が監督とスロー練 ↓ 女子大生が「エクスタシー」発言 ↓ 関係者の告発によりセクハラ認定 ↓ タイーホ ちがーう!! 監督業って、そういうリスクを背負っての活動ではなかったはず!!!!!! 今後、何かと弁解が多くなる予感のする、順調なヘーベジ監督業の滑り出しなのである。 PR |
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