2025 06,18 14:21 |
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2015 09,07 17:14 |
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LA3日目。いよいよUSAUの南カリフォルニア地区予選初日を迎えた。
LAから東に位置する、大会会場であるリバーサイドの日差しは朝からジリジリと、肌を焦がすような暑さであった。
前日に参加したサンタモニカのピックアップにいたオヤジも言っていた。
オヤジ「リバーサイド地区はサンタモニカより暑い。おそらく華氏105度はいくから、体調にはくれぐれも気をつけることじゃ。」
華氏105度??
…わからない。。。
とりあえずやばそうな数値だったので摂氏に変換するのは後回しにして現地へ向かった。リバーサイドは宿から車で1時間ちょっとのところだったのだが、初日の件もあったのでドライバーはわしに代わっていた。早朝の西海岸のフリーウェイは強烈な朝の日差しでもはやレーンが見えないほどであったが、わしは国内のゲーセンにてかのレースゲームの名作「スリルドライブ」の西海岸ステージを完コピしていたため、難なく運転をこなすことができた。何ならゲームでは橋の手前からポリスに追われてカーチェイスするというシチュエーションもあったためそこまで想定していたが、そこまで現実はゲームに忠実ではなかった。
初戦が始まった。体内ラジエーターがポンコツのわしは、開始15分の長いターンで既にオーバヒートしてしまい、目の前がピカピカ光ってあっさりと光の世界に行ってしまった。帰ってこれたときには既に2試合目が始まろうとしていた。orz
2試合目からの3連戦は全てユニバースポイントまでもつれたが、わしの伝家の宝刀「自陣エンド前のオープン刺し」が炸裂したこともあり、全敗してしまった。ロスでこんなにしにたくなることがあるだろうかというほど落ち込んだ。
宿への帰り道、わしがしょぼくれて運転を拒否していたら、献身的に運転を申し出てくれた人がいた。
その献身的な人物とは、 そう、 えっつん
先日のフリーウェイの中央分離帯突破事件があったものの、さすがに交通量の少ない会場から宿までの道のりは大丈夫だろうと、誰しもが油断していた。
駐車場は、アメリカらしく丸太をそのまま横たえるような形で前後の車間が仕切られており、我々の車は仕切りに向かって頭から駐車していた。
えっつんの豪腕が唸りを上げた。
ガガガッと小気味よくシフトレバーが“P”から“D”に叩き込まれた。
“D”だと??!!!!!
わし「えっつんちょっと待った、車の目の前には丸太が・・・」
わしの必死の訴えも、時既に遅し。
ゴリゴリゴリ!! という破壊音とともに、車は目の前の丸太に乗り上げた。
それ以降、LAでえっつんが運転することはなかったとさ。 |
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