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2015 08,28 18:22 |
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2015年8月27日。ひょんなツテから全米アルティ選手権の南カリフォフニア予選に参加することになっていたわしと華絵門は、業務からの帰宅後、一路アメリカはロサンゼルスへと飛び立った。
デバイスの鬼こと華絵門のナビゲーションのおかげで、ほぼ旅行会社のツアーに参加しているかのような感覚でフラフラと前に進んでいたら、いつのまにかロサンゼルス空港の入国ゲートをくぐっていた。それくらい順調なアメリカアルティ紀行の滑り出しであった。
ロサンゼルスには現ノマでハスキーズの先輩であるしみさんと、えびのえっつんが前日に到着してレンタカーを借りていてくれており、2人は我々を空港まで迎えにきてくれた。2人と合流して駐車場まで歩く途中昨日あったことを色々話してくれたのだがその中でサラッと話されたエピソードの中に、ひときわわしの心に留まる一言があった。
しみさん「えっつんが運転してくれたんだけど、ハリウッドあたりの駐車場で少しぶつけて、バンパーの塗装が剥げる以上のダメージは負っているんだよねー」
ん?レンタルして半日程度で既に事故っている????
心に一抹の不安を抱えたまま、えっつんがドライバー席に座る車の後部座席に入った。
空港近くからフリーウェイにのり、当日の宿のあるシルバーレイクへと向かった。ロス近郊のフリーウェイは片道最大5車線もあり、更に夜10時だというのに首都高並みの交通量があり、アメリカでの運転初心者にはかなりハードルが高そうな状況であった。
とある分岐点で、本来は直進しなければならないところ、一番右の車線にいたがために強制右折レーンに入ってしまうというトラップに遭遇した。やばいやばいと慌てる車内であったが、さすが年長者のしみさんはすかさずフォローを入れた。
しみさん「お、このまま一番左の車線を直進すればもとの車線に戻れるみたいだから、このまま進めばいいみたいだよ。」
車内一同、特にロスなく戻れることがわかり、ほっとした。
矢先、えっつんの豪腕が唸りをあげた。
我々の車は一番左の車線にいたのだが、確実にハンドルは左に切られていた。
?????!!!!
ドゴォォンという脳が揺れるよう衝撃と共に、視界が少し高く、そして斜めになった気がした。
今、我々は、中央分離帯の上を走っている?????
車は再度ドゴォォンという衝撃とともに、道路に戻ってきた。
そこは、当初直線すべきフリーウェイの車線であった。
ロサンゼルス時間2015年8月28深夜2時、私は無事にこの日記が書けていることに感謝すると共に、残り数日の旅で消炭となってしまったときのための遺書としての意味も込めて、この記録を残させていただきたい。 PR |
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