2025 05,16 03:12 |
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2019 10,08 11:36 |
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(あまりに長くなってしまったので、前編・後編に分けました笑) 東京マーベリックス/ヘーベジ(以下、ヘーベジ)のシーズンオフが明けた10月上旬の練習に、わしもトーベジの練習の合間をみて顔を出した。 練習後、りおが「小岩のサイゼリアで1時間一本勝負!」と言っているのを遠めに聞いていたのだが、当初参加しないつもりだった。 というのもわしにはわしなりのポリシーがあり、実はアルティ以外の場面において、ベジガールのアクティビティには単独では参加しない主義を掲げている。 その理由は、変態的脳内妄想の塊であるこんなブログを10年以上も書き続けるような、リアルガチ陰キャハードキモヲタのわしがガールたちの飲み会とかに単独で参加してニヤニヤしている姿を客観的に想像すると、我ながらキモイ。キモすぎる。おぞましすぎる。 十分キモイのにいまさら何を言ってるんですかという声が聞こえた気がするが、自分にも守りたい一線がまだあるのである。 だからわしの手の届かない領域に関しては常にノーガード戦法のコースケ師匠という影武者にお任せし、後に聞く楽しそうなあれこれを耳にして、ニヤニヤしながら暗い部屋でブログを執筆するだけに留めているのである。 そう、お気づきのとおりわしは内弁慶ならぬただのブログ弁慶なのである。リアルは怖いのである。 さて話は戻り練習後のサイゼリア案件であるが、男すぃがわし単独となる流れであったのでせっかく誘ってもらってるのに申し訳ないと思いつつもお断りしようとしているところ、見事にポリシーの抜け穴を突くような一言が被せられた。 「新入部員のじゅなの歓迎も兼ねて!」 むむむむむ…、それは顔を出したほうがいい気もするなぁ…。この後特に予定無いのにただ帰るなんて、逆に心が無いよな…。1時間限定だし、空気みたいにニコニコしていれば、とりあえず役割は果たせるかな…。 葛藤の末、わしはチーム結成からおそらく初めて、干支が一周以上違うガールたちの女子会に単独潜入する決意を固めた。 空が煌々と明るい、15時。 舞台は、小岩駅の駐輪場近くのサイゼリア。 メンバーは、りお、ドルちゃん、テケンゴ、ガラペ、ふうか、じゅな、わしの7人。 店の一角を陣取り、まだ完全にランチタイムの時間帯にカンパイが行われた。 和気藹々とした和やかムードな軽飲み会であった。 …、ちょっとずつ方向がずれ始めたのは、アルコール度数40%の食後酒グラッパが、誰かの悪ふざけで投入されたことがきっかけだったであろうか。 なぜか飲むことになったわしとりおは突然発生した40%の一気で食道が焼けるような感覚に悶絶しているところ、なぜかその後飲んだじゅなは じゅな「あれ?わたし意外と大丈夫です。あと2,3杯は普通にいけそうです。」 とケロッとした顔で言っていたが、改めて振り返ってみると、全然大丈夫でなかったに違いない。 なぜならそれから数刻のうちに、じゅなは過去に目撃したというタピオカ超えのびっくり黒乳首について熱く語り始めていたのだから。 よりにもよってそのトークを真正面から受け止める位置にいたわしは、熱心に語る新人に対して無視を決め込むこともできず、心の中で涙を流しながら、ひたすらに仏のように微笑んでいた。 ちなみにその時点では、わしはじゅなとはこれまで面識こそあったものの、この日が初めてまともに話すような間柄であった。 じゅなさん? 監督はね、アルティのことはそれなりに考えているから相談されたらその答えはある程度用意できるけど、いきなりびっくり黒乳首のことを報告されて好きか嫌いか聞かれても、それに答えることはね、いろんな意味ですごくすごく難しいことであることを、わかってくれるかな??? キッチリとタイムコントロールされ1時間で解散となった軽飲み女子会であったが、さすが女子、スウィーツは別腹、別タイムとしてカウントされるのはよくあることなのか、予定のないメンバーは素敵なスウィーツを求めて、駅前のイトーヨーカドーの6階にあるという専門店へと移動した。 わしはというと、この短い間にすっかりわしのなかの女子を解放することができ、男時代のポリシーであった「女子会への男の単独参加」という基準からは外れたため、その歩は自動的にイトーヨーカドーに向かっていた。 …なぜみなさんはわしのことをそんなゴミを見るような目で見るのであろうか?? さて店につくと、緑色の看板には「サイゼリア」と書かれており、メニューとかもさっきの店と全く同じ感じである奇跡に、ただただ驚かされた。 まだ16時台であり窓際の席から見える外もまだまだ明るく、まわりはまだぎりぎりランチを楽しんでいるような時間帯であった。先のサイゼ一次会にてだいぶ強めのアップを済ませてきた我々のテンションは、間違いなく周囲と比較しても浮いていた。 そんななか、練習があれば必ず参加するという優等生・テケンゴが突如ブチ切れ、日ごろのチームへの思いの丈をぶちまけ始めた。 テケンゴ「タコはよぉ、今日もいねーし本当に空気が読めねぇんだよぉ!!!」 テケンゴ「いつも鯵(アジ)パとかなんとか言って練習来なくて、どうなってんだよあいつはよぉ!!!!??」 テケンゴ「会社が近いから今度ランチ行こうとか言ってたけど、結局全然誘ってこねーじゃねぇかよぉ!!!!!」 テケンゴ「あああああ、タコに会いてぇ!!!!!!!」 日頃あれだけ構ってあげているのにそれに見合った対価を寄越してこないタコことコースケ師匠へのストレスはその場にいた全員が感じていたらしく、テケンゴのシャウトを皮切りにあちらこちらから火の手があがった。 パンケーキのクリーム乗せみたいなスウィーツを目の前に置いたりおはそれに感化されたらしく、 りお「ちきしょーーー、タコの乳、絞って飲んでやりてぇ!!!!!!!!」 と怒気を交えた奇言を吐いたかと思えば、更にそれに誘爆されたテケンゴが目の前のチョコレートケーキみたいなスウィーツにインスパイアされて、ほとばしるパッションそのままに テケンゴ「ちきしょーーーーーー、タコのウ〇〇食ってやりてぇ!!!!!!!!!!!!」 テケンゴくん? 監督はね、アルティメットを通じてのチームメイトのいさかいに関しては身を挺して仲裁する覚悟があるけれども、〇〇コを食べたいという欲求に対しては、どうもっていくのが正解なのか全くもってわからないから、どうか勘弁してくれないかな? 女子会って、こんなに怖いものなの???? 店を出てわしのなかの女子がブルブル震えているところに、先輩女子たちが「締めのイタリアンに行くぞ」と言うので、わしに選択の余地はなかった。 PR |
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