2025 05,16 06:37 |
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2017 11,13 16:58 |
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11月某日、心無い人から変態部屋と呼ばれている通称「アトリエ清澄」にて、「Run to Taiwan 2017」の祝勝会が行われた。
和やかな雰囲気で始まった祝勝会が進むなかで、入手したベジジャージ上下を身にまとった三人娘(台湾で一緒にプレーしてくれた、りお、つぐみ、かえで)の一人、りおがわしに向かって嬉しそうに言った。
りお「りきしさんりきしさん、実はこの3人のLINEグループ名を、『ベジガール』にしたんです!」
わしは衝撃と絶望のあまり肛門の制御を完全に失い、もし腸に溜まっていたらパンツにフル放出してしまったであろうというほどの腰砕け状態に陥ってしまった。
やってしまった。
どこで道を誤ってしまったのだろうか。
目の前のアルティ界の宝が完全にエリートの階段を踏み外し、アルティ界のダークサイドに堕ちかけている・・・!!!
国内の大会会場において、毎度ゴミ虫の如き鼻つまみ者扱いされている俺たち東京都聖オゲレツ学園アルティメットヱロス倶楽部VegeGriffonsの名前の一部を冠するグループ名をつくってしまうなんて、アルティ界のマジョリティーの感性からしたら有り得ない事態であることがご理解いただけるだろう。
各所属大学の主力として活躍し、地区選抜を経てU24の代表まで上り詰め、台湾の大会においてもキラ星の如く輝いていた彼女たちは、いつの間にか鈍い色をした紫のV-ウィルスに汚染されてしまっていた。
汚染の原因として、台湾において日本国憲法の原則の1つである基本的人権が完全無視されたタコ太郎(コースケ先生)との濃厚接触が考えられるが、V-ウィルスに感染し、汚染される速度は予想以上に早かった。
その証拠に、祝勝会においてにわかには信じがたい、身内への無差別テロが計画、実行された。
祝勝会も中盤に入り盛り上がっているところに、「みなさん、シュークリームを食べてください!」とばかりにベジガールたちから参加者みんなに、かわいいディズニーのケースに入ったシュークリームが差し出された。当然、最若手のベジガールたちがくれるシュークリームを、みんな嬉しそうに手に取り口に運んでいった。
「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」 「ギャーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
突然、コースケと、隣でムッツリしていたちょくが悲鳴と共に卒倒した。
甘くて優しい、恋の味のするはずのシュークリームを食べたコースケ、ちょくの顔面は尋常ではないほど歪みきり、口の周りをただ事ではない黄色に染めて、もだえ苦しんでいた。 ↑しっかりとカメラに向かってリアクション
しかし被害はそれだけで収まらなかった。
「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
なんと女子であるエミも漫☆画太郎ばりに顔面を歪めて突然悲鳴をあげ、涙をボロボロこぼしてもだえ苦しみ始めた。 ↑家庭用ゴミ箱がエチケット袋として使われる図
この事態はどういうことだ?!とばかりに、もしやと思いわしも手にしたシュークリームを半分だけかじってみると、中にはえげつない量の「からし」が注入されていた。ケースからはランダムにシュークリームが取られていったため、誰が犠牲になるかもランダムだった模様。タチの悪さが極悪極まりない。
一刻のうちに数人が犠牲となった瞬間、わしは室内の一角に空間が歪むほどの邪悪な紫色のオーラをまとい、残酷な薄ら笑みを浮かべている集団の存在を感じ取り、「何奴???!!」とばかりに目を向けてみると、そこにはあろうことかベジガールたちが鎮座していた。襲い来る舌・鼻・目の激痛と涙と戦いながら諸悪の根源がどこにあるのか突き止めようと、最後の力を振り絞って邪悪な笑みを浮かべるベジガールたちの瞳を凝視したら、その全ての瞳の奥に大魔王・峰岸パイセンの姿が映っていたように感じた気がしたのだが、真相は闇の中に葬られた。 ↑大魔王
どうかベジガールたちにはジェダイの騎士としてVegeGriffonsを討伐する側に軌道修正していただき、正義の力をもって世界と戦ってくれることを、切に願うばかりである。 ↑タコ焼き番長、ベジガール! PR |
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