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2018 09,19 17:23 |
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2018年7月某日。 何の前ぶれも無く、とある人物からLINEが入った。 りお「真剣な相談があります。」 キターーーー!!!! 疑いようのないハニートラップ!!!! 脳内にドラマ「昼顔」のミュージックが大音量で流れると共に、その行く末は嫁氏こと華絵門氏の得意とするギャリック砲を打ち込まれ宇宙のチリにされてThe ENDという固定路線。 ここでの回答を誤ると確実に人生詰むことになるので慎重に対応しなければと、プレッシャーで汗だくになっているところに続きのメッセージが。 りお「新チームの立ち上げを考えているのですが、監督的なことをやってくれませんか?」 ???!!!!!!! 何その独特すぎる角度のハニートラップ???!! 待てよ、そもそもこれはハニートラップではなくて、ただの質問なのか?!!!! いやいや焦るな、干支を一周するほどの年の離れた女子からみればただ狩る対象でしかないわしを、試験的に転がし倒して、結果的に狩るという、リアルモンハンのリクルート業務なのではないか???!! 完全パニックに陥りつつも、LINE上では平静を装いつつ真意を探ってみたところ、どうやらハニートラップではなく、言葉通りの相談であった模様。 詰みの人生しか見えない展開から生きて返ってこられたことに半ば安心しながらも、あまりに突然かつ内容が想定外すぎたため「少し時間をちょうだい」と返したものの、わしの頭の上には大きなクエスチョンマーク。 何故わし?!! 2018年8月某日、夜。 場所は、新宿は歌舞伎町深部にある、日本なのにほぼ日本語が通じないという、場末感が半端ない中華料理屋。 大量の血を噴射する狩られ方をしても日常茶飯事の案件として掃除されて終わりそうなその店の佇まいは、わしにもう二度とシャバに帰ってくることはできない覚悟を決めさせるには十分であった。 店内ではわしとりおとかえで、そしてなぜかオブザーバーとしてかんさんとエミの計5人が集い、中華料理を囲みながら契約交渉が行われた。 てっきりわしにオファーを出した理由としては、「監督」という名の「自立歩行型の財布」としてチームに帯同するためだけだと思っていたのだが、話を聞くと、要するに激アチなチームをつくりたく、それには安い方のハイパーメディアクリエイターを自称するわしが監督に適任と考えたということらしい。 ・・・改めて問うが、人選の方向性はホントに大丈夫???てか、その役割って、監督と呼ぶ???!! 東京都聖オゲレツ学園アルティメットゑロス倶楽部ベジグリフォンズに所属して12年。そこで得たものは、いかなる相手であろうと、老人に座席を譲るが如く紳士のマインドで、快く勝利を譲ること。そんな、闘争心とは程遠い愛の国ガンダーラに永く身を置いてしまっていたものだから、わしは勝ちを意識してしまった途端、膝がガクブル症候群が発症するのである。ガクブル((;゚Д゚)); ガクブル 正直に、わしは肝心なアルティの部分においてはただのタコなので、自分が差し出せることなんてブログ記事とゴミ動画、そしてコースケスタンプしかない旨を念入りに説明した。 そのうえでおこがましくも、監督(仮称)を引き受ける場合における、こちらの希望も提示させていただいた。 わし「自分はまだゑロス倶楽部の戦士としての活動も続けていくと思うから、練習に顔を出すことができるのは月に多くて2回とかにな」 りお&かえで「オッケーオッケー!!!」 わし「最初の1年は人数も少ないだろうし、成績があん」 りお&かえで「オッケーオッケー!!!!!」 わし「わ」 りお&かえで「オッケーオッケー!!!!!!!!!!!!!」 オールオッケーらしい。 わしが望む全ての条件が受け入れられ、危惧していた万難が秒で排されるというスピード交渉により、極めてスピーティーに契約が成立した。 契約成立を祝し、わしとりおとかえで、そしてなぜかかんさんとなぜかエミの全員が固い握手を交わしたところで、晴れてわしは新チームの、正式名称「ストーカー(兼監督)」に就任することになった。 同時に、オブザーバーとして参加していたはずのかんさんは、最近のアメリカスポーツ界でも要職と注目されていると噂の「アシスタントストーカー」に就任された。 さてストーカー(兼監督)に正式就任後の最初の仕事は、チーム名の提案であった。 用意のいいわしは予め仕込んでいた「チーム地球」「ドルフィンズ」「ケツゲボーボ」「AKB48(アメイジング・ケツゲ・ボーボ)」といった乙女ウケしそうなチーム名を提案し、これも即断のオールオッケーだろうと踏んでいたら、 かえで「下品すぎます!!!!!」 その日の歌舞伎町での最大デシベルに違いない声量で問答無用の即却下をいただき、ストーカー(兼監督)就任後早々に軽くエクスタシーを享受することとなった。 まぁ2006年に東京都聖オゲレツ学園アルティメットゑロス倶楽部ベジグリフォンズのチーム立ち上げを行う際に、チーム名を決める投票においてすら採用されなかったチーム名として提案されたら、それは本能的に忌避感を覚えるわなと、提案しておきながら一人納得したのであった。 結局チーム名はその日のうちの決まらず、後日持ち越しとなった。 2018年9月。 新チームのLINEグループが組まれた。 かえでとりおのエゲつないリクルーティング能力により、あれよあれよと20人を超えるメンバーたち。 そのなかに、LINEの登録ネームが「りきし」なる謎のオヤジが混入していることに関しては、一部グループ外において物議を醸したとか醸さなかったとか。 そんななか、ある日、ユニのデザイン案がグループに投稿された。 ?????????? 何か見覚えのある名詞が含まれているような・・・??? ちなみにこのデザイン案に関して、わしは一切のパワハラを行使していない。 さすがにタチの悪い冗談だと思って遠くから見守っていると、9月中旬、2018年チャンピオンズリーグのエントリーチームが公開された。 「ヘーセーベジグリフォンズ」 セカイノオワリ アルティ界の将来を担うであろう、2018年U24の世界大会に出場したメンバーも多く含まれる、実に20人に及ぶ至宝が、一網打尽で「ベジガール」に仲間入りした。 「平成ベジグリフォンズ」、我らが略称・東京ベジグリフォンズの略し方をなぞれば、正式名称は「平成オゲレツ女子学園アルティメットゑロス倶楽部ベジグリフォンズ」であることは疑いようのない事実なのだが、いったい20人のうちどれほどのメンバーがその事実を把握しているのだろうか? おや、これって、もしかして一種の詐欺??? おやおや、わし、詐欺グループのストーカー(兼監督)???!! 詐欺師のストーカーって、わしの社会的地位はいずこに?????!!! ・・・まさかこれがハニートラップの真の狙い???????!!!!!! この大切な事実を知らないで入部表明してしまった選手諸君。 そして大学卒業まで大事に育てたのに、オゲレツ女子学園だのゑロス倶楽部だの非日常的な名称を冠する組織へご息女が入隊することになってしまった、お父様、お母様。 まだ活動が開始すらされていませんが、チームの「ストーカー(兼監督)」として、なんだかよくわかりませんが、とりあえず、ここに伏してお詫び申し上げます。 PR |
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