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2016 11,24 19:13 |
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2016年、11月も後半に差し掛かった土日の富士にて。今年もGAIAカップが開催された。
「俺より強いヤツに会いに行く」という、もはや異常性癖とも言える願望で参加を決めていたコースケに触発され、わしも今回は東西同期チームの「福島塗料雷神」で出場させていただくことにした。
ご存知福島塗料雷神は、元々大体の同期の韋駄天さんを筆頭とした、中京・大体の同期チームであったのが、30歳を超えた昨今そろそろ西の同期だけでは人数が揃わなくなってきてしまったので、数年前に東のメンバーも参加が解禁されたという経緯がある。その解禁にあわせて、無駄に人数だけはいる東の同期の連中が寄生虫のごとく流入して再編されたのが、現在の雷神の構成である。寄生虫のごとく侵食している東のメンバーが、ベジのコースケであり、尾中部長であり、人見であり、わしであることは、想像に易いであろう。そんな中、元ベジグリフォンズのキャプテンを数年にわたり務めていらっしゃった志村氏が、現在完全に西側の顔をしていらっしゃるという事態に関しては、一途にベジでプレーを続けている我々としては、ケツを鈍器でぶち割らせていただきたいの一言に尽きる。
さて、そんな大会時期の気圧配置と同じ完全に西高東低のパワーバランスである雷神では、本大会中、他の大会ではなかなか見られない珍奇な現象が発生した。
■俺以外ハーフコートマンツーマンDF 雷神のディフェンス。同期の星、松野のスローオフにあわせて、全日本選手権・本戦でも見られないような、後先のことをまったく考えていないとしか言いようがない常軌を逸した速度でスローオフダッシュを繰り出す男が1人。
そんな異常行動にでた男とは、 そう、コースケ
猛烈なスピードでスローオフダッシュをしQBにストーリングにつくものの、すぐに展開される。するとコースケは、すかさず展開されたディスクを全力で追って、またストーリングに入る。またスイングされたら、またまたコースケがストーリングに入る。
あれ?他の人は?
はるか後方、先ほどスローオフされたゴールライン付近を、他の6人が悠々と歩いている。これぞ雷神オリジナルのDFスタイル、「俺以外ハーフコートマンツーマンDF」!タコ一人が気が狂ったようにディスクを追いかけ、残りの6人はハーフコート以上ディスクが進まないとディフェンスを始めないという、エコのみを徹底的に追及した戦術である。使い捨てできる人員が余っている&試合にエンターテイメント性を持たせたい時のみ発動するこのディフェンス、大会中2度発動され、なんと10パス前に100%の確率で自爆TOが起きるという統計がとれた。是非継続して日本代表チームにも取り入れていただきたい戦術である。
ちなみに、コースケ以外の「俺」役は、我らがベジグリフォンズの尾中部長が務められた。
■アイソレーション俺 雷神のオフェンス。ハンドラーとして入っていた尾中部長の方向に、滞空時間と飛距離の長いスローオフがとんできた。尾中部長はなんとかスローオフをキャッチ、ディスクをまわそうと前を見ると・・・。
ホライゾンのフォーメーションなのだが、明らかにQB(尾中部長)からの距離が遠い。最も近いハンドラーでも、ゆうに30mは離れていただろうか。軽くミドルシュートの距離である。しかも全員が尾中部長に背を向けて未だにスタックを押し上げており、自陣エンド前には尾中部長一人が完全孤立する状況が出来上がっていた。孤立している尾中部長は必死の形相で「誰か~!!!」と叫びながら無駄にフェイクを続けていたが、カウント7まで放置プレイされた後にようやく救出のミートが入り、アイソレーション俺から脱出し、難を逃れたのであった。
激安アルティアナライザーことわしの解析では、このプレーは戦術の類ではなく、いわゆる「鬼畜プレイ」の1つに属するものなので、日本代表チームでは採用を見送ったほうがよろしいと結論付けた。
ちなみに、尾中部長以外では、我らがベジグリフォンズのわしがこのプレイの餌食となった。サイドラインギリギリでスローオフをキャッチしてディスクを中にもってこようとコート中央をみたら、はるか遠くにヤスオが全く関心のない顔で棒立ちしており、「ああ、これがアイソレーション俺か」と絶望に暮れた。そんな瀕死の状況の中、マサキさんの嫁氏ことヨーコが真面目にヘルプにきてくれ感謝の気持ちで一杯になったので、ただの鬼畜プレイではなく女神さま降臨プレイにも発展できる可能性のある戦術に成り得ることを追加報告しておく。
(某かんさんという男が以前に「アイソレーション俺」状態に陥っていたが、あれは社会的なアイソレーションであり、今回のアルティ戦術的な「アイソレーション俺」とは別物であるので、そこのところの差はしっかりとご認識いただきたい。)
■10カウントキャラハンでシャットダウン、君の笑顔もシャットダウン 雷神のオフェンス。自陣エンド前付近のサイドライン際で、ゲンさん(ノマ)がQBとしてディスクを持った。スタックの2線で待機しているわしのマッチアップは、年齢10個下のタカヒサ(ノマ)。ストーリングが入った瞬間、1線に入っていたメンバーが駆け上がってしまった。当然、次にゲンさんのヘルプに行かなければいけないのはわしなのであるが、雷神という慣れない環境でプレーすることにとても緊張していて動きが硬くなっていたわしは、確実にヘルプの動き出しが遅れた。ヤバイと思いつつダンプに潜りこむも、わしのタイミングが遅れたことでタカヒサに先回りされてしまい、ダンプのコースまでも切られてしまう。ここまででカウント7。ライン際&ダンプを切られたので、残されたスペースは少ない!とりあえずスペースへの先出しをもらうべく、今度はダンプから更にマイナス方向に離れてみた(今思ったが、瞬間的にカウント9でゲンさんをアイソレーション俺プレイでハメた!?爆)ところ、もはやスペースは全くなく、苦し紛れでゲンさんが投げたディスクは、自陣エンド内で待ち構えるタカヒサの手の中に吸い込まれた。
キャラハン!! ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ その瞬間、これまで親しく接してくれていたゲンさんの顔から完全に笑顔が消失したことが目視され、同時に雷神におけるわしの立場も消失したことをはっきりと自覚したのであった。 PR |
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コメント |
楽しく読ませていただきましたm(._.)m
昔の写真はもうアップしてないですか? 違うところにありますか? 【2016/12/2106:58】||まつもと#5826252fdd[ EDIT? ]
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そうー、写真保存してたサーバーの契約終了したから、一斉にストップしてしまったのだー。
でもいつか公開しようと思うので、気長に待ってておくれー。ピンポイントで欲しいのがあれば、連絡くれればメールとかで送るでー。 【2016/12/2622:03】||りきし#5b94dd587b[ EDIT? ]
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