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2014年12月14日、とてもよく晴れた空の下、北千住の河川敷某所で第004回ブッタカップという3対3の変則アルティの大会が開催された。
主催者は大会名を冠しているブッタ氏(正式名称:ゴーダマシッタールタ)とその友人たちで、主に社会人が30人ほど集まり、ピックアップにより6チームが組まれて試合を行った。ただ試合を行って勝敗のポイントを稼ぐだけではなく、昼休みにはルールに関するクイズも行われその成績もチームの勝敗ポイントに加算されるという試みもあり、アルティメットをしつつ正しいルール認識の啓蒙活動を行うというよく考えられた大会であった。
我らがチーム“くるり”は元MUDのアユさんを隊長として、STILTSの薦田っち、IKUのともこ、ベジのトミーとわしという、最後のボーナスキャラ以外かなり戦力が整っており、優勝候補筆頭の5人であった。
そんなチームくるりは、さっきからギャーギャーうるさい2人組を擁するチームと対戦することになった。鬱陶しい2人のうちの1人は、実は現役からリアルに煙たがられていると専らの噂の、お馴染みベジのコースケ先生。もう1人は、ベジ9割:θ1割でお馴染みの、θのカズキ。息をする暇を惜しんでガタガタ言っている2人がいるチームにだけは負けるわけにいかない(1回目の対戦は我々がボコし、今回が2回目の対戦)という想いで、試合が始まった。
試合が始まると、コースケ&カズキはSOTGを究極的にないがしろにした外道なプレーを連発し、チームくるりを精神的に動揺させてきた。3対3の試合なのでコートはとても狭いのだが、それを逆手に悪用し、コースケは毎回突き刺さるような真縦のチョップでスローオフを投げてきて、その度にディスクが脇の茂みに転がっていき極めて鬱陶しかった。カズキに至ってはプレーだけではなく、自らのディフェンスや速攻のオフェンスのたびに「バカめーーー!!!」と叫んで我々を口撃しており、まさに狂気の沙汰としか言うことができない惨状であった。
しかしそんなカズキ、迂闊にも決して踏み入れてはいけない禁断の領域に足を突っ込んでしまった。
チームくるりのオフェンス時、チーム名のとおり“みんなでくるり(MUDさんの戦術)を狙う”という意識でいたので、選手の1名がくるりからのインサイを狙った。ディスクを持ったアユさんは、そこにインサイを投げた。そこにくるりを読んでディフェンスで待ち構えていたのは、そう、カズキ。
したり顔でポーチディフェンスを決め、あろうことかウィメンズ日本代表として2012年世界大会に出場し、その優勝メンバーである伝説の戦士・アユさんに向かってぞんざいに指を刺し、渾身の
「バカめーーーーーーーー!!!!!」
バーサク状態のカズキ以外、地面に落ちた髪の毛の音さえ聞こえるほど静まりかえるコートサイド。
わしに至っては衝撃の余り足の震えが止まらず、脳がこの重大事件に対して現実逃避しようとしたのか目の前の景色が白黒に変わり、走馬灯のように景色がスローに流れていく錯覚に陥った。
それと同時に、無言のアユさんのグラサンの奥で、何かがキュピーンと光ったのをわしは見逃さなかった。
試合後、アユさんの隣に金魚の糞のようにピッタリとつき、なにやらゴニョゴニョと言っている男がいた。
わしは耳を傾けてみると、男はこんなことを言っていた。
カズキ「えー、先ほどは本当に申し訳ありませんでした。投げたのがアユさんだと知らず、調子にのって失礼なことを言ってしまい、本当にすいませんでした。なんとお詫びしていいやら、・・・・・・・・・(謝罪が続く)」
アユさん「うん、ちょっとブランクあったから距離感が掴めてなくてねー。」
ワーオ、全然許されてなーーーーーい!!!!(核爆)
今後日本のどこかでカズキがアユさんを目撃するたびに菓子折りを納めにいくであろうことは、想像に易い。 PR |
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