2025 05,16 16:33 |
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2014 11,30 00:14 |
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2014年11月、静岡県富士市某所にて。 韋駄天さん(大体出身の同期)をシンボルとする福島塗料雷神の面々は大会初日を終え、某居酒屋で夕飯を楽しんでいた。 飲み会の席で鬼畜と称される人見(早稲田出身の同期)は早々にウイスキーのロックと日本酒を大量オーダーし、その多くがコースケ先生(東京外国語大出身、…否、東京外国語大中退の高卒の同期)の胃袋へと消えていた。雷神初参加のコースケ先生は東西の強豪校出身の同期たちの前で売名しなければならないプレッシャーがあったのか、誰も見ていないのに明らかなオーバーペースで痛飲。後に吐血するほどリバースしたらしいが、残念ながら誰もその勇姿を確認していない。 さて、そんなこんなでワイワイやっていたら、突然、誰もが予想しない人物が登場した。 ??「どーもー!」 軽ーい感じで登場したこの人物、なんと韋駄天さんと同じく大体出身の同期、松野。この土日は超ハードスケジュールで大会に参加できなかったにも関わらず、この雷神の飲み会のためだけに県をまたいで富士に駆けつけたのだという。なんという同期愛!ヤスオ世代と呼ばれる、我ら1983生まれの絆の強さ!そんなサプライズもありつつ、雷神の宴は深まっていった。 宴も中盤を過ぎたあたりで数名が同時にトイレに行き、そこに松野が席を移動したのだが、このタイミングで、あってはならないコラボレーションが誕生してしまった。 松野の向かいに座るのは、 そう、 ドリンボ。 松野を「スローがうまくて足が速くてジャンプが高い」と表すなら、ドリンボは「スローが安くて足が遅い上に臭くてジャンプと同時に屁をこく」となるほど、アルティのクオリティが異なる。 この組み合わせ、わしの野生の勘でなんとなく嫌な予感がしていたのだが、不安は現実となってしまった。 ドリンボ「松野覚えてるかな、2010年の関東オープンの決勝の、日本代表vsベジ?」 松野氏「…」 ドリンボ「実はあの試合で、ゲヘヘ、俺と松野、対戦してるんだよね、覚えてる?」 松野氏「…」 ドリンボ「ベジのエースは俺だから松野が俺のディフェンスについてたんだけど、ゲヘヘ、ロングの競り合いあったよね?」 松野氏「…」 ドリンボ「奥に走る俺にロングが投げられて、松野は全力でカットしにきたけど、俺、余裕で上でキャッチしたよね?」 松野氏「…」 ドリンボ「ゲヘヘ、よゆーーでキャッチした後に横を見たら、勢い余って松野転んでたよね?」 松野氏「…」 ドリンボ「あれどうしたの?すげー弱くなかった??」 わしは驚きと絶望と怒りのあまり、震えと失禁が止まらなかった。ドリンボの話では、あたかも正々堂々と競り合って勝ったように聞こえるが、完全に都合よく記憶が書き換えられている。実際は完全に有利なポジションにいるドリンボに鋭めのロングが投げられ、松野は驚異的なスピードで全くの圏外からカットできるかできないかギリギリの距離まで持ち込んだのである。そしてドリンボは2mmだけジャンプしてキャッチ。それを話を盛りに盛りに盛りまくってキリマンジャロ並みに土台をつくった上で、まさかの上から目線。もしわしがショックで体が一切動かない状態でなければ、人類を代表して奴をナイフで刺すだけではなく、奴を構成する全ての細胞に爆薬を詰め、この世から跡形もなく消し去るように爆殺していたことだろう。 しかしそんな暴言を吐かれた当の本人は冷静なものだった。 ドリンボ「覚えてる???」 松野氏「で?」 ガタガタ言うドリンボを、たった一文字で一蹴したのであった。そして、世紀の対談は終了した. 試合で出るターンの全てでブレイクを献上した、ドリンボ、コースケ、ハルオ(通称ベジのボーナスセット)は、もう二度と雷神に誘われることはないだろう。 PR |
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