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2013 11,07 19:17 |
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2013年10月、わしの所属するアルティチームのベジグリフォンズは久々に全国大会であるところの本戦に進出した。 1試合も気を抜くことができない激烈な試合と試合の間の休憩時間、ベジの中でも飛び抜けた変態である、夢の1983世代のじんぼは、同じく夢の1983世代のドリンボに気の利いたプレゼントを用意してきたのだという。 じんぼ「ほれ、オムツを買ってきたよ。」 たかがオムツ、されどそこには涙が出てくるほど感動的なストーリーがあるのである。 ご存知のとおりドリンボは日々自宅警備員として熱心に勤務されている一方で、湯水の如くガンホー(パズドラの会社)に課金(ミリオン超えの噂)をしており、それでいて新宿の摩天楼を一望できる一等地の新築物件をお買い上げになっているので、どうやって生計を立てているのか全くわからない状況にある。唯一わかることは、ただただ彼がパーフェクトフェイスなことだけなのである。 そんなパーフェクトフェイスな彼は、同じく夢の1983世代の韋駄天さん(現スピリッツ所属)と肩を並べるほど足が速いと自負しているため、今年誕生したベイビーに“最速”と名づけることを役所への出生届提出期限ギリギリまでためらっていたとのことであるが、じんぼはドリンボの生活環境やそのベイビーのことを彼なりに最大限気遣って、人知れず、今回オムツを買ってきてあげたのだった。 オムツを手渡されたドリンボが感謝のお礼を言うと誰しもが思った瞬間、彼はとんでもないことを口にした。 ドリンボ「これ成人用だから!!!!!!」 さすが夢の1983世代のじんぼである。今年の富士で一番の感動ストーリーが生まれたと思われた矢先、いとも簡単に瓦解したのであった。そしてあからさまにベイビーにはサイズ違いのオムツは、何の目的も果たすことのできないゴミと化したのであった。しかしその数分後、どこかから持ってきたカレーうどんの汁をオムツに流し込みチームメイトの遠征カバンにぶち込むという、用無しオムツの存在意義をすぐさま見出した1981世代の曽我さんのさすがの機転には、頭が上がらなかった。 そんなこんなでサックリ試合に敗れた我々は、途中で夕飯を済ませて富士宮にあるホテルに到着した。チームのミーティングを済ませ、各々風呂に入り、リラックスタイムに入っていた。 わしも例に漏れず風呂で今日の汚れを落とし、さっぱりした気分で部屋に戻る途中、部屋の前の廊下のあたりで何やらザワついている気配を察した。普段から非日常的な光景に慣れているベジの連中が、視線の先の対象からみんな同じくらいの距離をあけてドギマギしながら囲んでいた。 明らかに事件の香りがした。何だ?!喧嘩か???と思い、急いで現場に駆けつけてみると、そこには未だかつてない衝撃的な光景が繰り広げられていた。 そこには、全裸にオムツだけを装着した人が、ポツンと立っていた。ただ激しく違和感を感じたのは、身長が180cmくらいあった。 そして、ただ立っていただけではなかった。 明らかに用を足そうと全力で踏ん張っているではないか!!!!!!!!!! 日本経済新聞を購読する時間を犠牲にしてまで弊日誌を愛読される、推定平均IQ197の皆さんであれば、この行為が誰によるものか概ね察しがついているであろう。 全裸にオムツの男は、 そう、 ドリンボ あまりの光景に、わしは半分腰を抜かしかけた。オムツを装着して傍若無人に力んでいる成人男性を取り囲む野次馬の中に、イーサンというベジに新加入した外国人傭兵部隊の1人がいたのだが、明らかに「このゲス、死んでしまえばいいのに」という辛辣なお顔をなさっていた。日本国内での新人獲得マーケットをほぼ失いつつあるベジの中で、この常軌を逸した1件だけで海外市場まで途絶えてしまったのでは、激安なネタ提供の代償は大きすぎた。 そしてしばらくして、遂にその時がやってきた。永遠のライバル、ドリンボvsサイドギャザー。誰しもが少しだけ、ほんのちょっとだけドリンボの勝利を期待したが、先代の築き上げてきた文明技術にあえなく屈したのであった。 そしてドリンボはその血戦の後、トイレットペーパーで拭くことなく、何事もなかったかのように服をお召しになり、就寝されたのであった。 PR |
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