2025 05,16 17:50 |
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2011 09,12 13:30 |
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2011年の全日本選手権一次予選@ひたちなかにて。 なぜチームのキャプテンなる者が直々に試合を偵察していないのかというと、彼はよりによって試合の当日に乗るべき高速道路を間違え、あろうことか東京から関越自動車道に乗り新潟へと突き進むという不祥事を起こしたために罰としてオブザーバーを押し付けられたのである。その日から彼は『関 越雄』と呼ばれるようになったことは想像に易い。(ちなみに関 越雄の前は、『てっぺん とり雄』と呼ばれていた。こちらの由来は、先日の社会人選手権で我々が上位トーナメントから脱落してしまった後に、デリカット部長からの「これからのチームの目標はどうする?」という問いかけに対し、我らがキャプテンは両人差し指を天空に突き立て、脅威のどや顔で「てっぺん」と宣言したことは、伝説以外の何物でもない。) と、最安値を更新し続けるキャプテンに大役を任されたわしであったが、不意に襲ってきた眠気に逆らうことをせずコートサイドにて昼寝を決め込もうと思っていた。広大な芝生で寝そべっていると、視界に何やら安いオーラをまとった見覚えのある4人組がこちらに向かってくるのが見えた。日大のシュウヘイ、ヤイちゃん、ハル、スグルである。
初対面の彼らは、それはそれは純朴な少年たちであった。社会人の中に混ざってアルティをするという慣れない環境もあってか、表情や言葉遣いがすごく硬く、常に緊張が感じられるような雰囲気であった。 そんないかにも学生らしかった純朴な彼らは、アルティ界で最も遭遇してしてはいけない人物と接触してしまった。
その人物とは、
そう、安さの殿堂・どりんぼ。
チェコという隔離された環境で1週間ばかりどりんぼと濃厚接触を続けてしまった彼らは、徹底的に安さの美学を叩き込まれてしまっていた。それからというもの己の安さに磨くことに余念がない彼らは、寝そべっているわしのそばに来てたずねてきた。
グラサンでカモフラージュしていたので昼寝はバレていないと思ったが、余裕でバレていたらしい。そのため関 越雄先生には「ロキvsボンバーは、ロキが何個かブレイクしてたよ」と雑な報告しかできなかったが、その報告だけで関 越雄先生の求めるノルマは達成できたようで安心した。 会話はすぐに安い方向に流れ、二次予選の「日大vsロキ」の勝敗予想に移った。安さの殿堂・どりんぼはさすがに安い人種の心を捉える発言が的確であり早速こんなことを言い始めた。
どりんぼ「もし日大がロキに勝ったら、俺が全員に焼肉をおごったる!!」
これだけで終わっていれば相当の男気ポイント上昇が見込まれるのであるが、安さの殿堂はさすがにこれだけでは終わらない。
どりんぼ「ただし、俺が選んだ店ね!」 最終的に、男気よりも安い印象の方が上回ってしまうところあたり、さすが安さの殿堂の殿堂たるゆえんである。 そんな会話の中、ふとどりんぼの視線が、近くを通りがかった日大の男子の応援に来ていた女の子(1年生)にロックオンされた瞬間、それに気づいたスグルが「あの子だけはやめてください!まだ1年生なんです!まだどりんぼさんみたいなのの免疫が無いんです!」と懇願した。彼にはまだ理性が残っていることが確認でき、安心した。 その一方で終わっている発言をしている者もいた。 シュウヘイ「その他のだったら全然いっていいですよ」 何がいっていいなのかよくわからないが、一瞬にして後輩の女子たちをどりんぼの生け贄に捧げるという恐ろしい感覚の持ち主である。彼はかなり病魔が進行している。(彼はビーチアルティの試合の際、脱臼した肩を保護する三角帯を装着したまま試合に出るという常軌を逸した行動に出た上、最初は健全な手だけの片手キャッチだったのが、次第に興奮してきたのかまさかの両手キャッチを繰り出していた。このあたりの安さは、さすがにどりんぼ直伝のものを感じさせる。)
安いどりんぼとの口約束はなんだかんだ安い口実でうやむやにされるケースが多発するため、日大がロキに勝った暁には是非この証拠(安い備忘録)を片手にガッチリと焼肉をおごってもらっていただきたい。 がんばれ~! PR |
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