2025 10,13 20:45 |
|
2009 03,27 17:25 |
|
とある平日振休の日、ポール元主将に久地グラウンドまで送らされたのでハスキーズの練習に出た。 既にメガネ、コンタクトの無い生活に慣れ、2.0の視界があたりまえになっている。 レディースが奇数だったこともあり、わしは練習試合に混ぜてもらうことになった。 内心、アルティ歴7年&男なのでカッコ悪いところは見せられないと必死なのだが、いかにも余裕たっぷりで涼しげな顔でプレーしなければいけないところがOBとして難しいところである。 そして不運なことに宿敵の片山さんとマッチアップすることが多かったので更にその難易度は上がった。 さすがはOB、どこでもできるよ的にハンドラーに入ったものの、無残なほどのミスコミュニケーション振りでTOを連発してしまった。 またディフェンスでも読みがことごとくはずれ、あたかも自分がターゲットになっているかの如く長竹とミカにロングを通されまくった。 このままではOBとしての面子が保てない…。 わしは秘儀「男の脚力」を解禁する決断を下した。 強引なミート、強引なディフェンスを繰り返し、後半は多少持ち直してきた。 そしてブレイクチャンスがやってきた。 わしは再び片山さんとマッチアップしていたのだが、片山さんのオープンロングのカットにまんまとミカがシュートを放ってきた。 「ふ、悪かったね・・・。レディースにオープンロングを伝授した元祖はうちの代だから、その戦法はお見通しなのさ。ポジションもこっちが有利だし、残念ながらこのシュートはカットさせてもらうぜ…。」 と心の中でつぶやきながら走っていたら、最初はほぼ並走していたはずだったのになぜかいつの間にか追い抜かされ、シュートの軌道も若干風に流され完全に片山さんの方に吸い込まれていっていることに気付いた。 まずい しかしまだ男にはこのピンチを脱出できる方法が残っていた。 「ふ、大先輩相手によくがんばったけど、さすがにこれを見逃すわけにはいかないのさ。ファールかポジショニング負けかギリギリのところで競るという大人のディフェンスで止めさせてもらうぜ…。」 最終奥義 体当たり ジャンプした片山さんと走っている男がドカッ!とぶつかった。 片山さんは無残に吹き飛び、ディスクは地面に落ちた。 はずだった。 無い。 どこを探してもディスクが落ちていない。 まさか…。 そして男は気付いた。 その試合には絶対に臨んではいけないくらいのコンディションであったことを。 なんと、練習前に手の爪は切ったのだが、足の爪は切り忘れていたのだった。 それではいくらレーシックで視力2.0になっても、アルティはおろか歩行すら困難である。 爪さえ切っておけば…。 準備不足を非常に後悔したのであった。 PR |
|
コメント |
あの時すぐに、「ナイスキャッチ!」といってくれたことに、非常に大先輩らしさを感じました。
また練習に参加してください★ 【2009/03/2921:06】||#25 ちぃ#294e8df5e5[ EDIT? ]
|
大人になると、「保険」の制度に詳しくなるのですな。
くっそ~、次こそは…! 【2009/03/3015:05】||りきし#5b94daa7b9[ EDIT? ]
|
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |