2025 10,04 19:01 |
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2012 04,09 18:27 |
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青春ど真ん中、高校3年生のホッケー県代表セレクション試合がゲヴォさんの嘔吐で無効試合になって以来のショッキングな事件が起きた。
それは忘れもしない、2012年4月8日春の陽気が気持ち良くなってきた立川での練習にて。 その日わしは怪我の治療をしてから練習に向かったため、チームの集合時間より1時間ほど遅れて練習場に到着した。立川の練習場は土手になっており、その上を歩きながらみんながどこで練習しているのかを探していた。 土手を1人とぼとぼ歩いていると、遠くの方でフリスビーを投げている集団を発見。わしはそちらの方に向かっていると、かなり前方の方で同じく土手の上を歩く1人の男の姿を確認した。ただ歩いているなら特に気にならなかったと思うのだが、わしは何だかその歩き姿に違和感を覚えた。少し近づきつつ観察してみると、手で顔面を押さえながらヨロヨロと目的もなく歩いている。歩いているというよりかは、徘徊していると表現したほうが雰囲気的には合っていたかもしれない。その男の後ろ姿からドリンボであることは間違いなかったのだが、遅刻していたしドリンボがただの二日酔いでフラフラしているだけだったら面倒くさいと思い、とりあえず放置してわし1人土手を降りて荷物置き場に到着した。 わしがスパイクを履いたりと準備を整えていると、ふと土手の上に人影を感じたので見上げた。 わしは言葉を失った。 ドリンボの顔面が壊滅的なまでに崩壊している??!!!! 酒を飲みすぎた日の翌日の奴の顔面は結構むくんでいてパンパンだったりするのだが、それでも原型を留めたむくみ方であった。 しかし今日は違う。 顔全体がボコボコに腫れ上がり、腫れ上がりすぎた肉が重力で垂れ下がっている。もはやその顔面からは原型が想像できず、パッと見で50歳は越えているような見た目になっている。 わしは心底ゾッとした。 これはこれまで恨みを買った人たちによる呪いなのか。それとも、安い暴れん棒将軍として暴れ散らかしていた奴の行動が遂に神様の逆鱗に触れ、天罰が下ったのか。 とにかく、このままの顔では今までの生活は不可能というほど恐ろしい顔面をしていた。あまりに顔面が痛かったのか水で洗ったようなのだが、その水が滴っている感じもより恐怖を引き立たせていた。 激安ハイパーアナライザーを自称するわしは事件解明のため本人に事情聴取してみた。聞くところによると、朝練習場に着くまでは普通の顔をしていたらしい。しかしコンビニのパンを食べ、日焼け止めを塗り、6kmくらいのジョギングを終えたところで急激に顔面に痛みを覚えてこんなことになってしまったとのこと。 ここで賢明な読者はおわかりになったことだろう。これは呪いでも天罰でもなく、周到に仕組まれた計画的犯罪だったのである。 コンビニのパンを食べる。これは単なる偶然であり、奴の選ぶコンビニやパンをコントロールすることは不可能に近い。 6km走る。これもチーム全員で行っていることなので、これが原因で顔面が腫れ上がることは考えにくい。 残るは、そう、日焼け止め。 ドリンボの、確実に他人の日焼け止めを使うという習性は学生時代から現在に至るまで変わっていない。その習性を利用し、わざと奴の近くに毒を盛った日焼け止めを放置し、まんまと使うよう誘導することはたやすいことである。 そして決定的な事実として、最近ドリンボに対して強烈な恨みを抱いていると思われる人物と、ドリンボの使った日焼け止めの所有者が、なんと一致している。 点と点が線となり、犯人像が具体化されてゆく。 新聞でも、テレビでも、ラジオでも、インターネットでも明かされていない、立川ドリンボ毒殺未遂の犯人とは・・・。 そう、ラフェ・・・ (真犯人を知りたい方は、速やかにベジグリフォンズへの入部手続きをお済ませください) PR |
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