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2022 09,08 20:14 |
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<100日目>
2018年10月の日曜日、獨協大学キャンパスで選手たちとはじめましての挨拶をした翌週。 「アルティメットクラブチームチャンピオンズリーグ2018」という大会があり、マーベリックス(当時はまだ平成ベジグリフォンズ)もエントリーしていた。 つまり、チームとしての練習はミーティング後の数時間だけで、ぶっつけ本番の公式戦である。 チャンピオンズリーグは前回大会の成績によってリーグが分けられ、マーベリックスは★★ダブルスターというリーグでの戦いとなった。 当大会でのわしの役割はというと、一応は監督ではあるもののまだ選手の顔と名前も一致しないし、戦術面での取り組みも無に等しい状況だったので、東京ベジグリフォンズの選手として参加していた。 選手メインで、空きの時間でマーベリックスの試合があれば観戦しようかな、というスタンスである。 そんな感じで、完全に第三者的な関わりをさせてもらったので、晴れてどんな選手がいてどんなアルティをするのかと、お手並み拝見ということである。 振り返ってみて残っている印象としては、とにかくアップでも試合でも和気藹々とやる雰囲気であり、プレーは荒いがとにかく勢いはあるという、よくある4年連合チームの延長みたいだな、というものであった。 そんななか1点、アップでのロング練を見てて、みんなスローとキャッチがうまくて、基礎の部分はある程度しっかりしてるんだなぁ、というのは特に印象に残った。 監督をやるにあたって、戦術以前にスローキャッチの強化の部分から時間を割かなければいけないとなると、掲げる目標への距離感がだいぶ変わってきてしまうので、そういう意味で安心材料であり、将来的な成長に期待を感じさせるものであった。 わしは空き時間にふらふらチームを覗きにいったりする程度で何の指示もしなかったし、何の采配もしなかったが、フタを開けてみれば、マーベリックスは★★ダブルスター優勝! え?? もしかして、この監督業、超イージーゲーム?!! 順調すぎる初陣に、わしは拍子抜けしてしまった。 そのせいで、今後やるべきことは、大会中にメンバーとすれ違ってもわしだと認識されず素通りされることが多々あったので、ちょっとこちらも顔と名前を覚えてお互い認識を深めないとなっ、程度の軽~い課題しか思い浮かばいほどの楽観ぶりであった。 それから先、世の中そんなに甘くないという現実を叩きつけられ、長きに渡り苦しい時期を過ごすことになるとも知らずに… PR |
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