2025 05,16 03:09 |
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2009 12,14 13:47 |
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自由と制度 アルティオフシーズンのベッカム&デリカッターズでは、ただ単にみんなで公園に繰り出し原始的な遊びを楽しむという健康的かつコストパフォーマンスの高い遊びをすることがブームとなっている。 先日は平均年齢25歳以上の総勢11名にも及ぶ紳士淑女たちで、埼玉県北部にある「森林公園」へと繰り出した。 東武東上線森林公園駅から森林公園までは3kmくらいあったのだが、尾中部長(http://www.spireinc.jp/)の完全な手配ミスにより全員が駅前のレンタサイクルを借りることになってしまった。 新世代の若者は当然のごとく自転車に乗れない子がいたりするので下手したらこの中にも乗れない人がいるかなと少し心配したのだが、さすがは全員昭和生まれ、全員余裕で乗りこなしていた。 約3kmの道のりを徒党を組んで爆走しようやく到着した森林公園は、広かった。園内を端から端まで歩くと1時間半くらいかかってしまうとのことなので、レンタサイクルは結果的に正解だった。 紳士淑女たちは公園に着くやいなや遊びだすという無邪気なことはせず、既に少し疲れているためまずは園内の食堂に向かった。食道にて休憩中に当日寝坊し遅刻していたさっこが予想外に早く合流した。公園までのサイクリングをどれだけ激走したのかが想像に易い。 その後はどこでもできるスロー練を楽しみ、スロー練にも飽きたところで次のアトラクションへと向かった。その名も、「ぽんぽこマウンテン」。日本最大級の面積を誇るトランポリンである。 素朴な感性を持つ11人の紳士淑女は童心のままトランポリンに走り込み跳躍を繰り返していたのだが、実はそのいたる所で悲劇が繰り広げられていた。 ゆきN氏「実は足首をひねっていました。その後も大丈夫だと思って跳ねていましたが、やっぱり痛いです。」 はなEもん氏「初任給で奮発して買ったDieselのジーンズが、気付いたら裂けてました。」 しかし最大級の悲劇は、あろうことか尾中部長の身に降りかかった。 トランポリンで無邪気に(必死に)跳ねている紳士淑女の人数は最初11名だったはずなのだが、集合写真を撮るために人数を数えていたら、なぜか14名確認された。 誰?? よくよく集団を見渡してみると、紳士淑女たちの中に3名の地元の少年少女が我々に同化していることが確認された。 名前を聞いてみると3兄弟らしく、長女まり、次女かえで、長男ナイトという小学生たちであった。 初対面というナイーブな関係である我々は当初無邪気に仲良くトランポリンを跳ねていたのだが、彼らは尾中部長の姿を視認した途端ににわかには信じ難い発言を繰り広げ始めた。 まり「きのこ気持ち悪い!」 かえで「やーいやーい、きのこきのこ!」 ナイト「うわー、きのこ、ち○こ丸見え!!」 集団リンチである。株式会社ス○○○においては部長という肩書きを持ち、社会的に大きな責任を持つ男が、小学生にかかればただの「きのこ」である。その後も「気持ち悪い」「エッチ」などの罵詈雑言を浴びせかけられた彼は、一足先にトランポリンから降り、疲れた大人の顔をして1人ベンチに腰かけていた。その姿に社会の哀愁を感じたことは言うまでもない。 人間としてはただのちん○丸出しきのこ野郎なのに、大人は自ら制度をつくりだしその対応に追われたがる妙な生きものである。彼らの目にはそう映っていたのかもしれない。 PR |
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