おはよう。

私は部長だ。

今日から部長の業務日誌を始めることにした。

アルティメットの仲間（部下）たちは、
私のことを口ぐちに「部長」というニックネームを安易にかけてくるが、

私のアルティ部下の一人であるハルオが、

「本当のところ部長はどれだけ厳しいのか？」ということを、
部長未経験の現場の連中に教えてほしいという要望から、
この日記を書くことにした。

私は部長であるが故、「現場」の人間には、
わからない、知りえない、理解し得ない事情を噛み砕いて
説明していくことになる。

予め言っておくが、「現場」というのは、ようするにりきし（はるお）のような
平社員のことで、軍隊で例えるならば三等兵のことを言う。

よく、「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きてるんだ」などという
戯言が世の中で言われているが、それは会議室（部長）の立場から言わせてもらうと、
真っ赤な嘘だ。

 

「現場は全て会議室の手の中だYO」

とでも言っておこう。

よし、今日も名言が生まれたYO！

とにもかくにも部長は忙しい。そこだけは、諸君は理解するように。

本来なら、時給○○万円もらっている私が、こんなちんけなブログに
書き込むということ自体、稀有なことだと認識したほうが良い。

うむ、、まずい・・。

少し高圧的になってしまった。。。
反省しなければ…。
これも責任を否が応でも持たされる「部長」という職業病からもしれない。

「現場（三等兵）」とのコミュニケーションも大切にしなければな。

戦争になったとき、皆にそっぽを向けられてしまっては、
元も子もない。

このように、部長は日々刻々と変わる状況、情勢を反省し、
すぐに修正をかけ、業務に励んでいかなければいけないという事例が
垣間見えただろうか。

さて、前置きが長くなってしまったが、
私（部長）の自己紹介をしておく。

部長は、「第三営業部」の「部長」として、取りまとめ
我が部隊をけん引している。

3つあるうちの第三営業部は、社内でも随一のエリートの集まりと
言われている。「エリート」と聞けば、聞こえはいいが、
私からすれば、まだまだ若い連中ばかりで、荒くれ者のの集まりたちだ。
確かに仕事ができるが、皆一匹狼の営業マンたちである。

社内では、

「一匹オオカミたちの群れ」

言われているくらいだ。

（一匹オオカミのくせに、群れているのだ）

 

今日は、その荒くれ者のメンバーの中でも、
「第三営業部のエース」として名をはせている

「ゴリ・ラマン」（イタリア生まれ）

を紹介する。

彼は、とあるスポーツでも日本一を決めており、
仕事はできるは、スポーツはできるは、女の子にはモテるはで、

「天は二物を与えず」

という言葉が最も似合わない男の一人だ。
（言うまでもなく、私（部長）も似合わない男の一人だ）

ただ、やはり仕事のことになると、
彼は一匹オオカミに変身する。
（女の子の前では、オオカミとなる。）

そんな荒くれ者の彼とのエピソードを紹介する。

 

彼の普段の口癖は、

 

 

「自分は黒人になりたいっす」

 

「生まれ変わったら、黒人になりたいっす」

 

 

である。

部長は部下の成長を促す役割。

 

私は、人一倍責任が強いので、コミュニケーションを忘れない。

 

部長　　　「なんでだい？」

最初から否定をしないで、最後まで話を聞く姿勢を忘れないのも部長の大切な役割だと
思いつつ、質問で切り返すと・・・






 

 

 

ラマン　「骨盤の入り方がやばいからっす」

 

？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？

本当に訳がわからない。
責任感が強く、コミュニケーション能力が高い部長と言えど、、、

彼を黒人にすることだけは、無理だ。

 

私　　　「それは無理だよ。いくら部長でもそれは無理」

 

ラマン　「そうですよね…。」

 

私　　　「そうだよ・・・」

すると彼は、開き直り・・・

























 

 

ラマン　「それでも自分いいっす。黒人になりたいんで！！」

 

とってもポジティブだze!












私は、こんな人間どもと日々格闘しているわけである。

私の辛さがわかっていただけただろうか？


なお、第三営業部は、このラマンと私の２名であることを付記しておく。

私の愛すべき部下の一人、『ゴリ・ラマン』

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